2010年7月20日火曜日

夏の感染症について

みなさん、こんにちは。

先週までも暑い日が続いていましたが、いざ梅雨明けとなると、日差しの強さにビックリしています。
言うと余計つらくなると言いますが、言わずにいられません。

「暑い~~~っ!!!!!」

さて、今日は感染症についてのお話です。
夏にはやる病気はいくつもありますが、最近園児がかかったという報告のあった、主な病気を紹介します。


【手足口病】
現在、上田・飯田地域で広まりつつあるとの報告がありました(長野県健康福祉部・7/5~11統計)。
病名通り、手足口、そして顔やおしり等に水疱ができる病気です。口内にできると痛み、食事や水分が十分に摂れなくなってしまうこともあります。
春ごろからたびたびニュースで見かけた方も多いと思いますが、今年は手足口病が大流行しているそうです。
そして、特徴としては、髄膜炎を起こすなど、重症化するケースが例年と比べてやや多いとのこと。
命にかかわるケースもあるので、十分ご注意ください。

【ヘルパンギーナ】
現在、飯田・松本・長野地域で流行しているそうです(長野県健康福祉部・7/5~11統計)。
夏風邪の代表ともいえる病気。突然の高熱に続き、のどの周囲に水疱ができて破れ、傷むのが特徴です。食事や水分を摂るのがつらいのみならず、唾を飲み込むたびに泣いてしまうことも。
高熱が続く場合、まれに髄膜炎を起こすこともあるので、注意してください。

【とびひ】
とびひ=伝染性膿痂疹のこと。あせもや虫さされをかきこわすこと等により、飛沫で患部の周囲に広がっていきます。伝染性が非常に強いので、きょうだい間の感染や集団生活に十分な配慮が必要です。


以上の病気は、いずれも学校感染症第3類に分類されている病気です。
症状がよくなり、子どもが元気になってから登園してください。
なお、手足口病・ヘルパンギーナは熱や食事面等で体調に明確に異常が現れるため、休ませる方も多いことと思います。
でもとびひは、少しくらいなら…という気持ちで普通に登園させようと思うかもしれません。
しかし、今回紹介した病気の中で、一番感染力が強いのは、とびひです。
もし疑わしい部位があったら、かならず保護してください。皮膚科や小児科(内科)を受診し、お薬を飲むのも有効でしょう。
→重症化を防ぐ目的ももちろんですが、むしろ他のお子さんへの感染を防ぐ目的があることをお忘れなく!!



プールもしばらく入れなくなりますが、ちょっと我慢してくださいね。

なお、秋和保育園では、毎日欠席者の人数を掲示しています。感染症の報告があった場合は備考欄にてお知らせしておりますので、登降園にかならずご覧ください。

それでは、いよいよ夏本番。健康で楽しく過ごしましょう!

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